母の日、つい燕詩を思い出す

母の日も済んだ。
チラシに「母の日に・・・」と勧める商品の広告も、今日からもう見当たらない。

家内には次男から「嫁が婆ちゃんにーーと」きれいな袋に入った洗剤セットが届いた。
きっと婆さんは内心嬉しいでしょう。

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今年はうちの嫁からは届かなかった。同じ屋敷に住む仲だから改めてはーー
孫が入籍だけ済ませ、彼女の家から戻ってこない日が多くなってしまい、心中、何か思っているだろうか。

義理の母と言え、ほとんどの年には届いていたのに、やはり、孫が入籍し、それを契機に彼女との暮らしに軸足を移したことが、心中に影響を及ぼしているのだろうか。
そうとすれば、母の日のことなど頭に回らないのだろう。

今までも玄関ポーチの電灯が、孫が帰宅するまで点けられていた、その明かりが遅くまで消されずに点いている。今も息子を待つ彼女の心が見えるようだ。

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内心は帰りを待っているのかーーーはやく寡婦になり、爺婆がそばで応援はしたが、彼女独りでふたりの孫を立派に育ててくれたのに・・・

ふと、白楽天だったかの「燕詩」を思い出した。

ー 燕よ、燕、 嘆きたもうな ー

己自身もそうだった。
思い出せば自身も、親が叫ぶ声を振り向きもせず、飛び立ってきたではないか。
残された親の気持ちを今、あなたは、私は知るのだ。

若き日、自分が背いた親はもういない。

そういえばそろそろツバメを見てもいいのに、まだ見たことはない。
とても「ケーンケーン」とは鳴いているとは思えぬ雉ばかりが目立つ。
時代が変わったと片付けていいのか、今の環境なのか。




この記事へのコメント

グランマーあいこ
2017年05月16日 20:10
小島さん
 お嫁さんの気持ちを思い「燕詩」に思いを馳せる 何となく私もじ~んと来てしまいました。
 1人になったお嫁さんが「空の巣」症候群に罹りませんように これからも小島さん夫妻が見守り続けて呉れますよね。

 来月の結婚式には きっと天国の息子さんも皆さんの幸せを見守って下さる事でしょう。
yoshiyuki
2017年05月17日 16:36
あい子さん、

コメントありがとうございます。
当方では田植えも始まりましたが、御地は燕を見ますか?
グランマーあいこ
2017年05月17日 20:22
 そう言われてみると 燕はまだ見かけませんね。
駅前の商店の軒先に毎年巣作りをしており 信号待ちの間に眺めていましたが 最近は送迎車で送って頂くので 見損なって居るのかも知れません。

 21日に映画祭りが有り 旧大船撮影所から目抜き通りを孫娘が踊りながら行進します。
見に行きますので 燕に会えるかもしれませんね。

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